新型コロナウイルス消毒作業

消毒作業や除菌作業はご自身でできることもありますが、多くの場合専用の道具や薬剤を使用し安全性を確保しなければなりません。

また、間違った対応をしてしまうことでその効果が不十分となり感染を拡大させてしまうリスクがあります。

当社では過去に関連会社にて従事した放射能除染作業における作業員保護のノウハウを生かし、消毒・除菌清掃のプロとして様々なケース・ニーズに迅速かつ適切に対応、ハイレベルな効果をお約束します。

最新の機材・薬剤の使用にて作業効率化を図り、一般的な消毒費用に比べ廉価にてご提供させて頂いております。


I 事前準備

除染場の設置

ウイルスは飛沫してしまう為、服や靴裏にも付着します。感染を拡大させないことが重要となりますので入退室には特に気を付けなければなりません。

当社では一定のスぺースを確保し作業員の着替えや足元の消毒にも徹底した管理を行っております。

作業員は全員防護服や専用マスクを着用しウイルスの持ち込み持ち出しを防止しております。


Ⅱ 空間消毒作業

オゾン燻蒸作業

高濃度オゾン生成器を使用し空間消毒をすることで残留ウイルス除去、及び作業員の二次感染のリスクを軽減します。

ダイアモンドプリンセス号の消毒作業にも使用され、多くの災害復旧や各種特殊清掃現場にて活用されるハイスペックなオゾン生成器にて施工いたします。

オゾン燻蒸で効果を得るためにはオゾン生成力の高い機器でなければウイルスの不活化をすることができません。オゾン燻蒸により除菌効果を得るには一定のオゾン濃度で一定時間曝露する必要があります。

オゾン除菌・脱臭とは

オゾンの分子式はO3、つまり酸素(O2)を原料にして作られます。オゾンは極めて不安定で反応性が高いため、何かと反応して酸素に戻ろうとします。 その際に雑菌や臭い物質と反応するので、脱臭・除菌が行えるという原理になります。

オゾンが分解した時に生じる発生期の酸素が、非常に高い酸化力持ち、除菌以外にも脱臭、漂白などに利用することができます。

また、オゾンは空気中の酸素が原料なので、反応後は酸素に戻るため残留性がないという優れた特徴を持ってます。

使用製品 : Panther-J (カイコーポレーション)

Ecozone Technologies社(イスラエル)が保有する世界特許技術を使用

令和2年5月14日、奈良県立医科大学から世界初のオゾン燻蒸による新型コロナウイルスの不活化が発表されております。


Ⅲ 室内消毒・除菌作業

壁面・什器備品の消毒・除菌

ウイルスが飛散しないよう除菌洗浄剤をたっぷり含んだ布で一定方向に拭き上げます。

素手で触れる可能性がある箇所、見落としがちなテーブルの裏や電話線など全て手作業で徹底した除菌消毒を行います。

床面には除菌洗浄剤を大気に飛散しないよう慎重に散布いたします。

使用製品 :加速化過酸化水素配合除菌洗浄剤

ハイプロックスアクセル(VIROX社)

多種のウィルス、バクテリア、菌類に対しエタノール、次亜塩素酸ナトリウムなどと比べ強力な除菌効果があります。また除菌に加えタンパク質や油分を分解除去する洗浄効果も有します。

一般的に消毒作業に使われるエタノールには可燃性、次亜塩素酸ナトリウムには残留塩素による建材・什器備品の損傷というデメリットとともに洗浄剤としての成分はありません。

また加速化過酸化水素は水と酸素に分解し残留せず、非腐食性、非刺激性、無毒性であることが証明されております。


カナダ保健省(DIN)、米国環境保護局(EPA)承認

国際宇宙ステーションの除菌洗剤として2018年4月に承認



Ⅳ 退室作業

作業時に使用した備品や道具・靴の裏などを全て消毒し退出します。

退出時までの作業を徹底することで二次感染リスクを防ぎます。

また消毒作業で使用発生した廃棄物につきましては、環境省「廃棄物処理における新型インフルエンザ対策ガイドライン」に基づき、適正に処理いたします。